食べた物でしか体を作ることができない
「未来はアタナタの口に入ったもので決まります。
食べたもので体は作られる。健康は日々の積み重ねです。」
これは私が子どもが生まれた後に参加した食育セミナーで
冒頭に言われた言葉でした。
それを聞いたときに「はっ!」としたのを今でも覚えています。
少し考えると当たり前のことなんです。
聞けば、納得です。
自分でこれ食べたい!って思ったものしか口に入れないから、
今の体は自分で作ったんだよね。
そして、子どもは、親が用意した食事を疑いもなく食べる。
親に栄養の知識がなければ、子供の体はどんなふうに
作られていくんだろう??
だからこそ、何が必要なのか?まずは知ることが大事!
にんげんの体は何からできている?
私たちの体は、200種類以上の役割を持つ
60兆個の細胞が日々入れ替わって体が作られている。
その60兆個の細胞、それは全部「栄養素」で作れらている。
〈主な栄養素〉
①たんぱく質と脂肪
→体の組織や器官をつくる
②水分
→体の70%を占めている
③炭水化物
→生きてゆくためのエネルギーになる
④ビタミンとミネラル
→内臓や筋肉、神経組織の働きがうまく働くようにする調整係
この栄養素の働きによって、私たちが寝ている時、
勉強している時、遊んでいる時、いつでも栄養素が一つ一つそれぞれの
役割を果たして、体を組み立てています。
この栄養素がどれ一つ欠けても、サボってもダメ!!
一つのチームとして力を合わせて私たちの見えないところで
活動しています。
細胞が生まれ変わる周期
私たちの身体の生まれ変わりのサイクルは、
脳:1ヶ月(40%)〜1年
胃腸:3〜5日周期
肌:28日周期
骨:90日周期
血液:120日周期
と言われています。
臓器を作るための材料(細胞)が足りているわけではないので、
細胞を再利用したり、代用したり体の中ではいろんな変化があります。
ある物で補いきれないと「不調」というサインを私たちに送ってくるのです。
不調のサインで慌てるよりも「もと栓」を止めよう
熱が出たり、お腹が痛くなったり、痒くなったりetc...すると病院に行き、
薬をもらって「対処療法」でその不調に対応すると思います。
それより病気の「もと栓」を止めて予防することの方が大切。
毎日の食事を〈いい食事〉に変えて「予防」をしていきましょう。
家族の健康を預かるお母さんの知識が、大切な子どもたちや家族の健康を
守ることができます。
そして、食事を選ぶだけで子どもたちの未来が輝きます。
夕飯の買い物に行った際に今日の食事が体を作っている
と思い出してくれたら嬉しいです。
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