食べた物はどうやって体の中を通っていくの?
あなたが食べた物はどこを通り、どこへ行くのかご存知ですか?
きっと、胃や腸で栄養が吸収されて、
その残りが汗や尿・便となって
排出されて行くんだろと
理解はされていると思います。
改めて「体のしくみ」について
分かりやすくお話ししたいと思います。
【消化】という言葉の意味はご存知ですか?
言葉は知っているけど、ちょっと不安という方もいると思うので…
私も最初はそうだったんです(笑
ご存知の方はちょっとお付き合いください。
【消化】食べ物を体内で利用できる形に分解すること
この言葉が理解できたら、簡単です。
じゃあ行きますね。
口から入った食べ物が通る道と役割
すべての食事には栄養素が含まれていて、
胃や腸で細かくなって栄養素に分かれるんです。
①口:よく噛んで食べ物を細かく砕けば、
唾液が出て消化を助けます。
↓
②食道:食べ物を胃へ送る道
(①で唾液が多い方が通りやすい)
↓
③胃:3〜4時間でドロドロ状に。
消化酵素により食べ物を消化する
※消化酵素=食べ物を分解する
「ハサミ」のようなもの
↓ 水分は腸で吸収されますが、
アルコールの20%は胃で吸収
④肝臓:消化された食べ物(栄養分)が
体に利用できるよう分解・合成
有害物質の解毒・分解する働きもあり
↓
⑥小腸:さらに細かく消化して、
移動させながら栄養素を分解して
壁から吸収。
↓ ほとんどの栄養素は小腸で吸収されます
⑦大腸:小腸で吸収されなかった水とミネラルを吸収
→口〜大腸までを「消化器官」と言います
↓
⑧排出:消化吸収されなかったカスと水が
合わさって便となる
※体内の水分や油分が不足してると
コロコロウンチとなって排便
また、肝臓は体をつくるたんぱく質や体の働きを維持するビタミンなどを
貯蔵・生成・分解を絶えず行っている器官ですので、非常に重要な臓器です。
栄養素が上記の必要なところで、筋肉を作ったり、骨を作ったり、
体温調節をしたり、時には、ウイルスと戦ったり、いろんな役割を果たしています。
私たちが見えないところ、自覚しないところで、
食べた物が栄養素に変わってたくさんの働きをしてくれています。
このように、食べたものがどうなっていくのかがわかると、次は、どんな
栄養素が必要?どのくらいあればいい?という疑問が生まれると思います。
そして、口から食べたものの栄養素が入れ替わって体が守られていきます。
「未来はアナタの口に入ったもので決まります。
今日のまとめ
- 食事の時はよく噛んで笑顔で食べましょう!
- 未来はあなたの口に入ったもので決まります。知ることから始めよう!
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