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【冬野菜】かぶ

目安時間 3分

かぶ(蕪)・冬野菜

 

<特徴>

小かぶが一般的だが、色や形も様々で地域ごとに品種がある

アクが少なく生でも煮ても焼いてもいい、食感や甘味が変化する

歴史

日本には、弥生時代から大陸に伝わり、「日本書記」にも記載がある野菜。

平安時代には、春の七草の一つとされている。

栄養価

①葉の部分(緑黄色野菜)

根の部分の4〜5倍のビタミンC

βカロテン、カルシウム、鉄分

 

ビタミンC

Cで活性酸素の働きを抑制

→血液や細胞を傷つけるのを抑えて、

免疫力アップへつなげる

ストレスから体を守る働きがある

 

βカロテン(体内でビタミンAに変換)

強い抗酸化作用あり

→目の機能 、皮膚や粘膜の健康を保つ

 

カルシウム

骨や歯を作るために欠かせないミネラル

体内にあるカルシウムの99%は骨と歯に存在

→筋肉を動かしたり、精神の興奮を抑える働きあり

 

鉄分

赤血球の材料でもあり、全身に酸素を送る役割

→不足すると、鉄分欠乏性貧血に。

 

②根の部分(淡色野菜)

ビタミンC、カリウム、

消化酵素のアミラーゼ、イソチオシアネート

 

カリウム

心臓の浸透圧の維持、心臓・筋肉機能の調節

→腎臓でのナトリウムの再吸収を抑制するので、

 血圧を下げる効果あり

 

アミラーゼ(ジアスターゼ)
→でんぷんの消化を助ける効果あり、
 胃もたれや胸やけなどの症状を改善する
 

イソチオシアネート

→発がん物質の毒性を解毒する作用があり、

 がん予防。免疫力を高める

 

<選び方>

ハリがあって、傷がないもの

葉付きのものが良い

<冷蔵保存>

葉と根は分けて保存。3日程度

→一緒にしておくと、根が水分を吸ってしまう。

<冷凍保存>

洗って水気を拭き、葉は3〜5cm、根はくし型に切り

保存袋へ。1ヶ月程度

オススメ「レシピ」

①スープや味噌汁

食べやすい長さに切って、

他の野菜や卵と一緒に。

ビタミンCは熱に弱いですが、

スープにすることで、

流れ出ることなく、体内へ

食感が優しく甘味が増す

 

②カブとベーコンのガーリックソテー

※葉と根両方使います。

ビタミンAは、油と相性が良く、

吸収率がアップします。

 

そのほか、

生でサラダに入れたり、漬物にしたり、

さっと茹でて和え物にしたり、

焼いても煮ても美味しいです。

葉を細かく切って、甘辛く炒めて

ふりかけ風にしてもいいですね。


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乃田 幸子(さっちゃん)
乃田 幸子(さっちゃん)

蠍座、A型、動物占いは羊。東京都出身で3児のママです。 15社の経理部にて、25年以上勤務。その間3度の出産にて、社会保険・雇用保険を活用して給付金をGET▶︎お金の知識があると貰えるお金が増える▶︎

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