にんげんは何でできているの?
食べた物でしか体は作られない
目安時間
4分
「未来はアナタの口に入ったもので決まります。
食べたものでしか体は作られない。健康は日々の積み重ねです」
それを聞いたときに「はっ!」としたのを今でも覚えています。
少し考えると当たり前のことなんです。
聞けば、納得です。自分でこれ食べたい!って思ったものしか
口に入れないから、今の体は自分で作ったんだよね。
そして、子供は、親が用意した食事を疑いもなく食べる。
親に栄養の知識がなければ、子供の体はどんなふうに作られていくんだろう??
本当は何が必要なのか?まずは知ることが大事!
にんげんの体は何からできている?
私たちの体は、200種類以上の役割を持つ60兆個の細胞が日々入れ替わって体が出来ている。
その60兆個の細胞、それは全部「栄養素」で作れらている。
〈主な栄養素〉
・たんぱく質と脂肪
体の組織や器官をつくる
・水分
体の70%を占めている
・炭水化物
生きてゆくためのエネルギーになる
・ビタミンとミネラル
内臓や筋肉、神経組織の働きが
うまく働くようにする調整係
体を作っているのも支えているのも栄養素なので、私たちが起きている時、
勉強している時、寝ている時でも栄養素たちが組み立てられている。
栄養素の一つ一つそれぞれの役割を果たしてこそ、栄養素のチーム力が発揮される。
どれ一つ欠けても、サボってもダメ!!
細胞が生まれ変わる周期
私たちの身体の生まれ変わりのサイクルは、
脳:1ヶ月(40%)〜1年
胃腸:3〜5日周期
肌:28日周期
骨:90日周期
血液:120日周期
と言われています。
臓器を作るための材料(細胞)が足りているわけではないので、細胞を再利用したり、
代用したり体の中ではいろんな変化があります。ある物で補いきれないと「不調」というサインを私たちに送ってくるのです。
また、新陳代謝は、細胞に酸素や栄養をきちんと送り届けることで、この生まれ変わりの
サイクルを保つ上で重要なのが「血液」です。
しっかりと組み合わさった栄養素の桶
栄養には、食事からしか取ることができない〈必須栄養素〉が
約40種類ほどあります。
たんぱく質(アミノ酸)ビタミン・ミネラルだけど、
木の桶みたいにしっかりと組み合わさって、栄養を吸収できるように
命を支えている。どれ一つ欠けても桶は出来上がらないし、必要量なければ
栄養を溜めておくことができず、流れ出てしまう。
不調のサインで慌てるよりも「もと栓」を止めよう
熱が出たり、お腹が痛くなったり、痒くなったりすると病院に行き、
薬をもらって「対処療法」でその不調に対応すると思います。
それより病気の「もと栓」を止めて予防することの方が大切。
毎日の食事を〈いい食事〉に変えて、「予防」をしていきましょう。
家族の健康を預かるお母さんの知識が、大切なパートナーと子どもたちの健康を
守ることができます。そして、食事を選ぶだけで子どもたちの未来を輝かせる事に
なります。
私と一緒に栄養を学んでみませんか?
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